ザクロ類
ザクロは南の温暖な地方で、霜がほとんどないところに生育する果実です。
原産地はペルシア、アフガニスタンであろうとされています。
ザクロはかなり昔に、西アジアから地中海地方へ伝えられた証として、B.C.2500年ごろのエジプトの墓石に描かれているものがあります。
ザクロは形が珍しいことと、真っ赤な果肉に宝石のように埋めこまれている種子が多いことから、どこでも豊かさの象徴になっていました。
古代ギリシアでは、ザクロをロイア(roia)と呼んでいました。
また、『オデュッセイア』などの詩ではロイエ(roie=ザクロの木、実)となっています。
哲学者アリストテレスもザクロについて記しています。
同じ名を木にも果実にも使っていますが、果実については、悲劇詩人アイスキュロス、喜劇詩人アリストファネス、歴史家ヘロドトスの作品にも見られます。



